2024年11月17日(日)。人は多いだろうと予想していたが、9時前にはもう入館待ちの列が長くなっていたよ、東京国立博物館!!
びっくりしていたら、敷地内にでかいキティちゃんが見えた。50周年記念の「Hello Kitty 展」も開催されていて、この賑わいだった。
40分以上待ったが、誘導もスムーズでさくさくとはにわ展が開催されている平成館に入ることができた。
しょっぱなから「踊るはにわ」として有名なユニークなはにわ2体が歓迎してくれる。最近の研究だとこれは踊っているのではなく、馬の手綱を引いている姿なのではないか、という説もある。
そのあとは、トーハクですからね。なんでもかんでもお宝のトーハクですからね!(以前訪れたとき、全部ホンモノでびっくりした。地方だと「レプリカ」の展示も少なくないから「ちぇっ」と思うことも多いのだけれど、「トーハクのもの、全部ホンモノじゃん!あれもこれもそれもどれも全部ほんものじゃん!!!」と謎の大興奮が冷めなかったことがある)
これでもか!これでもか!という点数のはにわを見る。
今回目玉の「挂甲の武人」のはにわ5体もずらり。周りには他の展示はなく、ゆったりと空間を取ってあって、集中してこの5体を見ることができた。
顔を赤い顔料で着色しているものや、帽子や髪型に凝ったもの、祭事の様子がわかるもの、動物など、たくさんのはにわを見ながら「古代エジプトのピラミッドの出土品みたいだなぁ」と思った。意味合いは随分違うのだろうけれど、収められているものから当時の生活を伺うことができるからだ。
もう鷹匠がいたり、鵜飼いがあったり、犬を狩りに連れて行ったり、馬は宝物で鈴で飾り立てたり、船も家もあったりして、想像が膨らむ。
私は動物のはにわが面白かったなぁ。いつまでも見ていたい。
こうやってざらりと見たあと、グッズをたっぷり買い、会場を出た。
しかし、これがどれだけすごいことなのかを思い知るのは2日後だった。
東京国立近代美術館で開催されている「ハニワと土偶の近代」という展示を見たときだった。これまでの埴輪や土偶の展覧会のパンフレット用の写真や雑誌の挿絵、切手などの展示もあり、そこに写されたり描かれたりしていたのは、「あ、これ一昨日ほんもの見た。あ、これも一昨日見た。わ、これもじゃ!」、というものばかりだった。
なんていう体験をさせていただいていたのだろう。これがなかったら、これだけのものを一度に見た、という価値に気づいていなかったかもしれない。
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踊る埴輪 シンプルなのになんでこんなに面白いんだろ |
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女性の埴輪の多くは巫女や祭事に関わる人だった記憶 |
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このお帽子のデザインと赤い彩色を見て! |
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立派なお船 |
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お馬さんは大事にされていたんだなぁ |
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とんがりお帽子ととんがりおひげ。そして素敵なヘアスタイル |
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双頭の埴輪。厨二心をくすぐる |
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この服のデザインと彩色を見て! |
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おうちも大小様々 |
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待ってました!動物埴輪! |
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ああ、かわいい |
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鹿が素敵すぎてこれをデザインしたTシャツを購入した
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魚を捕まえた鵜 |
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ひなと親鳥 |
■おまけのキティ先輩
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正面の門の真ん前のキティちゃん |
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トーハクがマイパレスみたいなキティちゃん |