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スイスでブログがめちゃめちゃ書きたくなったことがある



スイスに2か月半くらい滞在したことがある。2007年のことだ。

近くの有名な街はルツェルンで、スイスの中央部にある。古い街らしくてお城のようなものや、歴史がありそうな教会や建物があった。湖のそばにあり、そこに注ぎ込む川にカペル橋がかかっている。

まだスマホもなく、手軽にネットを使える環境ではなかった。また、自分ができることの限界もやってきていた。そして日本語にも飢えていた。

滞在期間の終盤になってくるとものすごくブログが書きたかった。書けないので、帰国したらブログを書きまくるんだ!と思った。ノートに日記を書くのではダメだった。ブログに書いて人に読んでほしいと強く強く思った。それからは手のひらに入るくらいのコンデジで必死に写真を撮り、書きたいことをノートに挙げていった。

帰国してそのうちのいくつかは書いたけど、全部は書かないまま日常がやってきたのだと思う。


フリーになって、スイスにいたときのことをとてもたくさん思い出すようになった。いくつか理由は考えられる。今の私の状況だと、不思議ではないのかもしれない。

その流れ、なのかなんなのか。あのときくらい「ブログが書きたいけど書けない!!!」と強く思ったことはないかもしれない。


どうかなぁ、と思ったけど、ときどき思い出話もブログに書いちゃおうかなぁ、と思い書いてみた。いろいろ自分に枷をかけてしまうので、「やりたいことをやってみちゃえばいいじゃん」と思ったんだ。

今日の写真は倉橋島のおしゃれカフェ。

ちなみに帰国してから書いたブログは、今はもう存在しない。