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想像以上に江戸城が残ってた / 皇居東御苑



東京駅そばにあり、テレビなどでよくランニングしている人がいる皇居のお堀。横目で見たことはあるけれど、じっくり歩いたことがない。

東京旅最終日は皇居を一周歩いてみることにしました。

お堀は立派で、白鳥とお知り合いのおぢさまを見かけたり、皇居外苑を散策するためやツアーの人たちが歩いていたりしていました。

途中、東京国立近代美術館に寄ったので一周

東京駅そばにあり、テレビなどでよくランニングしている人がいる皇居のお堀。横目で見たことはあるけれど、じっくり歩いたことがない。


東京旅最終日は皇居を一周歩いてみることにしました。


お堀は立派で、白鳥とお知り合いのおぢさまを見かけたり、皇居外苑を散策するためやツアーの人たちが歩いていたりしていました。


途中、東京国立近代美術館に寄ったので一周できませんでしたが、北桔橋門(きたはねばしもん)から皇居東御苑へ入りました(手荷物検査あり)。そこでびっくり。

こんなに石垣が残ってる!

一緒に歩いていた知人もここに来るのは初めてで驚いていました。

それも、いろんな種類の石垣があるように見えました。綺麗に同じ大きさくらいの四角い石を積み上げているのもあれば、下が大きくて上にいくにつれて小さい石を積み上げているものもあればいろいろ。

石垣を見ながら「ブラタモリ」を思い出しちゃった。金沢の兼六園の回で、石垣マニアのコレクション状態。いろんな技の、いろんな石垣がぎゅぎゅっと集まっていてタモリさんがきゃいきゃいしていらっしゃったのが印象的だった。

石垣コレクションだったのか、長期間にわたる修復などでいろんな年代のいろんな技のいろんな石の石垣ができてしまったのか。あれこれ妄想してしまった。

天守閣があった石垣の上からの見晴らしはよくて、大奥があったあたりは芝生が気持ちいい公園のようになっていました。

説明板を見たら、天守閣があったのは最初の50年くらいであとは作られなかった、と書いてあったのにも驚きました。天守閣って「お城の中の見せ場中の見せ場」じゃないの?若い吉宗がじいとお外を見ていたのは天守閣からではないのかい?(参照・「暴れん坊将軍」。撮影として使われていたのは姫路城)


芝生広場も越えると突然の柿の木とリンゴの木がありました。突然なんで?と思ったら古来種を育てているんですって。立派な柿がなっていました。


なんとなく「江戸城はあったけれど今は面影もなく緑の多い場所」だと思っていたら、想像以上に江戸城の面影は残っているし、ふかふか芝生も柿とりんごにも驚き、好奇心がうずきまくりましたが、帰りの新幹線の時間が迫っていたためここで散策を終えました。


お堀をぐるりと回っていないし、楠木正成の像も見ていないし桜田門も見ていないし。これはまた行かねば!

あと外苑のお食事処のおうどんとか大名丼とか気になるんだよね。これも食べねば。




天守閣があったところまではかなり上る

大奥があったあたり

どこから切り出しどうやって運んだのかいろいろ気になる

紙一枚も挟めそうにないぴっちり感

比較的大きさのそろった石の石垣

下は大きめ上は小さめの石の石垣

「モンドリアンですか」と聞きたくなる石垣

武者返しのそりは熊本城のほうがすごかったなぁ
と思い出に浸る

たわわな柿の実

おまけ
しっかり白いクモの糸にぶらさがった松葉た面白くて必死に撮影。
外国人旅行者が「なにか面白いものがあるのかしら」と近づいてきたらしい。
すまない、あたいの好奇心の対象は他の人から共感を得にくいんだ。