「ハッチポッチステーション」と言えば、夕方のNHKこども向け番組かと思いきや、キレッキレの攻めた内容で「なんかすげぇ。そしてトランクちゃん、かわいい」と楽しんでいたテレビ番組。
会場に入ってすぐ「ハッチポッチ」の意味を初めて知る。駅が舞台だったので、鉄道関連の、例えば「スイッチバック」みたいな言葉だと勝手に思っていた。
hatchpotch
【名】
1:野菜・肉の入った濃いスープまたはシチュー
2:(…の)ごった煮、寄せ集め
3:物の雑多な取り合わせ
なんだか、ハッチポッチステーションもそうだし、藤枝さんのお仕事具合もごちゃごちゃして「コレ!」だけと限定されていなくて(多岐にわたっている)、でもそれが気持ちよくて美味しい。なんてぴったりな言葉なんだ!とひとりで感動してた。
今回、なんと言っても私のイチオシは「ホンモノのジャーニーやダイヤさん、トランクちゃんに会えた!」ってことだ。
ハッチポッチステーション、クィンテット、フックブックロー、コレナンデ商会のマペットが勢揃い。
思っていたより二回りくらいデカっ!かわいい。テレビで見ていたホンモノだ!
語彙力が吹き飛ぶ。コドモかっ!
藤枝さんのお仕事で好きなのは、ポスター関係かなぁ。
ポスターって、商品や行事など「なにかを伝える」ために目を引いて、ぱっと見で理解させないといけないものだから、すっごくデザインが効いている、文字のフォントもユニーク、レイアウト、色、などなどがぎゅぎゅーーと詰まった感じがして、元々好きなの。
藤枝さんがジャーニー、ダイヤ、トランクを描く動画が流れていたけど、一般的な油性マジックでぐゎしぐゎし描いていく、綺麗な線を描く、左右の対照的に描く、のではなく、多分計算されてはいるんだろうけど(トランクは紙面のちょっと隅に寄せて描いて余白たっぷりだった)、なんていうかなぁ、不揃いでいびつなのが自然で楽しい、感じがしてさぁ。それが好きだったなぁ。
ちなみに好きなキャラクターは犬のトランク、そしてダイヤさん。
ポップなちょっと60~70年代のアメリカンが入っているような見た目なのに、
♪ わたしのだいじなだんなさま~ ♪
と歌いながら登場する。
確か彼女は独身で、恋人かパートナーを探していたような気がするんだけど。
あの見た目で、突然古い昭和の歌を歌い出す(調べたら1982年、昭和57年の三船和子さんの歌だった。もっと古いイメージがあったけど、案外新しいのな)ギャップにヤラれた。かわいい!
なので、会場は一部を除き撮影可能だったので、ダイヤさんを多めに撮った。
好きだった「ハッチポッチステーション」も、もしかして今見たらコンプラにひっかかる部分があるかもなぁ、とも思う。なのでまた見たいけど、自分の感覚も変わっているのでがっかりしたくないから、「見たいなぁ」という憧れで終わっておくのがいいのかもしれない。
ハッチポッチ 藤枝リュウジの世界 | 広島県立美術館
広島ゆかりの美術作品、日本とアジアの工芸作品、ダリの「ヴィーナスの夢」など1920~30年代の美術作品をテーマにコレクションも充実。 緑ゆたかな名勝 縮景園に隣接しており、展覧会と合わせて四季折々の自然景観もお楽しみいただけます。
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![]() ちょっと寂しいけど「またね~!」って気持ちになる |
■追記 2025/08/11
この記事は2025年7月27日にnoteで公開していたものです。考えるところがあり、ブログに移しました。
noteの記事は削除し、ブログでは2025年7月27日公開としています。






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