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旅にはフェイスパックを持って行く



いつも旅の匂いのする人でいたいと思っているので、なにか旅のことを書こうとして考えていたら浮かんできたから、フェイスパックのことを書いてみようと思う。

フェイスパックとは、不織布のようなシートに美容によさそうなエキスがたっぷり含ませてあって、多くは洗顔後のお顔にぺったりと貼り付けるものである。目、鼻、口に穴が空いていて、呼吸や視覚の妨げにならないようになっている。


私は普段、フェイスパックをしない。男性アイドルさんのYouTube見てたら、すっごいパックしていて驚いた。高級なものから安価だけど毎日できるものまでいろいろ。「だからあんなにお肌の状態がよく、しみなどもないのだ。納得!」と思った。

あんなにこまめにできないし、大概がパックの穴に目、鼻、口の位置が合わず「なんじゃこりゃああああ!」とうっとうしくなってしまうから「やだ!」となってしまう。美容にあまり関心がないのかもしれない。

自分で買うことはほとんどないけれど、いただくことはたまにある。それを旅に持っていくのだ。

フェイスパックのパッケージはぺったんこで軽い。旅にはとてもよい。


旅先では、私はやたらと歩く。ちょっとしたところだったらバスなどに乗らずに歩くことも少なくない。紫外線を浴びまくりである。日焼け止めを塗っていてもカバーしきれない。

また水分補給も十分ではないこともある。気をつけているけどタイミングが合わないこともあるし。

と、まぁ、お顔のお肌にはなかなか過酷な状態になる。

そこで、フェイスパックの登場ですよ!

入浴後、ホテルの椅子に座り備え付けの鏡に向かい、慎重にパックをお顔に装着する。目と鼻と口の位置に気をつける。しわが寄ったり、二重になったりしないようにも気をつける。

パッケージ内に溜まっている素敵エキスを手に取り、首やデコルテ、手の甲などにぬりぬりする。

ひゃっほー!あたいの時間です!

そこまでは慎重だけど、それからはその日あったことを持参のノート(最近は測量野帳が多い)に書き留めたり、マステがあったらチケットの半券を貼ったり、翌日の予定を考えたり、それに伴い施設の開館時間や電車の時間を調べたり、テレビ見たり、お茶飲んだり、と好き放題する。

もう限界まで歩いていますからね。眠いんです。疲れているんです。しかし倒れるわけにはいかないんです。「明日早起きしてやろう」には向いていないもんでね。


それで効果があるかどうかはわからないけれど、楽しくなっちゃってさ。フェイスパックも私にとっては「非日常」なの。

そして時間がきたら外して、寝ちゃう。翌朝の洗顔でお顔がぷりんぷりんになっていたら、嬉しくなっちゃって朝ご飯ももりもり食べちゃうよ!



■本日の写真

旅気分を感じる3枚といつもの路面電車。