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深刻なコミュニケーション不足により

 



先週末は珍しく土日が休みだったが、メンタルは落ちていた。理由はマンガ原作の「セクシー田中さん」ドラマ化における日本テレビの報告書をちびちび読んだからである。

ヒリヒリするし、長いし、なにがどうなのか、どうとらえ、どう自分の中で消化し、どう理解すればいいのか。そもそもこれをまるっと信じていいものかどうか。

そんな重たい報告書だった。


明けて今週月曜日に小学館からも報告書が出された。こちらはまだ数ページしか読めていない。苦しくて続かなくなった。


こんな具合だけど、自分の中に大きくのしかかるのは「コミュニケーション不足」ということだった。


少し自分とは距離のあることだったが、私が気づかないうちに職場で深刻なコミュニケーション不足による「やばやばクライシス」が発生していたのを今日知った。びっくり。

そんなことは知らず、私はのんきにしていた。

ひとまずはその危機的状態から脱したみたいだけど、根本的な解決になってはいないと思う。足場はぐらぐらだ。



先述のドラマ制作についても、職場のことについても「コミュニケーション不足」と言ってしまえば簡単で、「同じことを繰り返さないためにもコミュニケーションを密に取っていきたいと思います」みたいなまとめで2つの報告書は終わっていたように思う。

でもさぁ、コミュニケーションスキルをあまり持ち合わせていないときには、どうすればいいんでしょうかねぇ。

それに加えて、「ここまで言ったから察しろ」の空気が職場にはあるんだよなぁ。

それで思うように相手が行動しなかったら、不満を持つことも繰り返されている。


コミュニケーションって、すっごく簡単なときもあるし、とても複雑で難しいときもある。

私もこのスキルはあまり高くないため、ほんとに相手がなに言っているのかわからないことが多い。自分なりに考えて、質問してみるけど、だんだん相手も伝わらないのにイライラしてきて「もういい!」となっちゃってさ。あたいのほうこそ「もういいっ!」って言っちゃいたいよ。


まぁ、そんなことしていたら仕事にならないので、どこか割り切っていたり、相手の思うようになっていなくても突っ走ってみたりしている。


曖昧なこと。美意識とかさ。それって言葉で説明するだけでは伝わらないことが多くて「こうじゃないのに!」と漂わされると「はっきり言ってよ!」と思うんだよなぁ。そこに「忙しいんだから察しなさいよ」というのはどうでしょうなぁ。


時間はね、ほしいよね。

相互理解に費やす時間はほとんどなくて、目の前のことだけに対処するのが精一杯で。

あと、仕事中はよくないけど、なんていうか雑談みたいなもの。昨日見たドラマや最近食べたもの、家族のできごとなど、そういうちょっとしたことのおしゃべりから「この人はこんな人なんだなぁ」、「今、こういう状況なんだなぁ」ということも拾っていけるのに、それすらもできない。

だからといって、職場の食事や飲み会をやればいい、ってわけじゃないし。


難しいね。


今の私は、というと。ちょっと誰かとたわいのないおしゃべりがしたいなぁ。

相手は、そのおしゃべりが途切れても気まずい思いをしない人がいい。