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江田島ドライブ 2025


呉を通り、倉橋島も通り抜け、車でやってきたよ、江田島!これまで全部、広島港からフェリーで行っていたのでとても新鮮だった。橋でつながっているってすごい。

江田島は大きい島なので、車がなかったら大変。一応、観光パンフレットにサイクリングルートが2種類あったけど、どちらも30kmコース。広島市内から呉までが25kmくらいなのでそれより長いよ。なかなかのハードコースっぽい。

友達がGWだし、気分転換にドライブに誘ってくれた。おかげで快適に楽しめた。



江田島オリーブファクトリー



オリーブオイルに特化したレストランとショップ。私はオリーブの実の塩漬けを買う気満々だったので、それは扱いがなくて残念だった。ほかにも江田島のシャレたお土産物も取り扱っていた。9月になるとオリーブの収穫体験もできるんだって。

レストランは室内とお庭があって、庭だとお犬さんも同伴可能だった。GWだし、人気があるので1時間待ちだった。席の希望を室内とガーデンとで選べたけど早そうな「どちらでもよい」にしていたら、ガーデン席だった。お外希望だったので、嬉しい。





4種類のフレーバーオリーブオイルがかけ放題だったので、パスタとピザを頼む。

  • レモン…なんにでも合う。できたら魚介がいいかな。
  • はっさく…独特の柑橘の苦みがある。チーズやヨーグルトに合いそう。チーズと蜂蜜のピザとか、ヨーグルトと蜂蜜に合わせてみたい。
  • ペペロン…からいのが苦手なのでペペロンチーノも滅多に注文しないが、素敵なアクセントになる。
  • ペペロン激辛…一番苦手かと思いきや、一番印象に残っている。からい。確かにペペロンより強烈。しかしからさの向こうに言い様のない旨味がある。それがなにかと探求したいがからい。水をがぶ飲みするようなことはなく調整がうまい。どうこう言って一番たくさん使ったかも。
目の前が海で、とても気持ちがよかった。釣りをしている人がたくさんいた。


愚痴聞き地蔵尊




レストランの待ち時間に今後の予定をざっと立てた。パン屋さんとお地蔵さんとお芋屋さんと豆腐屋さんに行くことにした。パンフレットの地図に書き込み、回る順を決めた。

パン屋さんはお休みの日だった。しかし「本当にここにパン屋さんがあるのか…」と不安になってしまいそうなところだった。

この友達とは付き合いが長く、車の運転が好きなのでいろいろドライブのお供をさせてもらっているが、多くの場合、大冒険が始まってしまう。トンネル抜けたらでかい雪がばんばん吹き付けてくるとか、歩いていたらだんだん獣道か?!といううっそうとした場所に行ってしまうとか、車で地図の通りナビの通りに進んでいたら「え?こんなところ入るの?!この狭い道を?!」というルートだったりとか。

パン屋さんをあとにして「いろいろ愚痴を聞いてもらおう」とお地蔵さんを目指したが、さらなる大冒険が始まった。まず「え、こんな狭い道を車で入るの?!」と予期せぬ道に出会い、道を曲がれず。ナビさんがUターンさせようとするけれど「え、こっちで回るの?もっといい場所いっぱいあるじゃない」というルート。おまけに脇の斜面が崩れていて通行禁止になっていたので、そこでUターン。今度は注意深く狭い道に入り、でもわからなくなって行き止まり。かなりの傾斜。狭い。しばらくバックで下山(?)。ちょっとだけ広いところがあり、何度もハンドルを切り返してUターン(友達の運転技術すげぇ)。気になった場所まで戻りさらに狭い道を上る。しかし上って今度は下り。山越えをしてしまい「は?!」となる。Google マップセンセェで細かく道を確認。

こうしてたどり着きました!お地蔵さまは優しく迎えてくださり、大きなお耳に手をやってお話をしっかり聞く姿勢。もうそれだけで私はいっぱいになってしまい、愚痴を言えなかった。

無人だけど、お世話をしっかりする人がいらっしゃるみたいで、穏やかな気持ちになった。







このあと、さつまいもやさつまいもの酵母で作ったパンなどのお店やお豆腐屋さんに行くつもりだったけど、お客さんが多くてパンがあまりなかったり、駐車場がなくてお店に行くこともできなかったりしたため、帰路につくことにした。



愚痴聞き地蔵

愚痴聞き地蔵

愚痴聞き地蔵尊 住所 広島県江田島市大柿町深江 坂道を登っていくと、優しい微笑みをうかべた、お地蔵さまが静かに座っていらっしゃいます。 お地蔵さまは優しい微笑みをうかべながら、悩みや愚痴を聞いてくださいます。


天仁庵



GWやお盆は営業時間が通常と異なることが多いからね。ソフトクリームでも食べようかと思っていたのに、それができなかったのでカフェに寄ることにした。

倉橋島のおしゃれカフェ。紅茶はポットでサーブ。茶葉を選ぶときにサンプルで香りを試すことができた。

こぢんまりとしてよく手入れされたお庭もあって素敵だった。


天仁庵






こうして2025年のGWの1日を過ごした。

友達は私のことを心配して気にかけてくれていた。ありがとう、友達。ふらふらしているけど「闇落ち」はしないようにしよう、と再度決意した。