※ネタバレあり
楽しみにしていた「密漁海岸」、見ました!
シリーズが始まってからすぐに「密漁海岸」と「ジャンケン小僧」をドラマで見たい!というポストをSNSでたくさん見ていたので、満を持しての密漁です。
それらのポストで露伴先生がアワビと格闘するらしい、というのは知っていました。前知識はそれくらいです。
実は原作ジョジョはほとんど読んだことがなく、3部のアニメを全話見たくらいです。いや、アニメ「岸辺露伴は動かない」の4本は見た!見ました!NHKありがとう!(「懺悔室」、「六壁坂」、「富豪村」、「ザ・ラン」)
1〜4部のキャラについてはあれこれあって、なんとなく知っている感じです。5部以降はキャラもあまり知りません。5部の主人公のパパがDIOらしい、というくらいです。あ、徐倫は承太郎の娘というのも知っています。あの3部の承太郎がパパになっているのにも感慨深いものがあります。
これくらいの下地なので、ドラマを見終わってから、お話の前半は4部から引っ張ってきているのを知りました。
いや、びっくりしました。だって編集者の泉クンがあんなにびしょびしょぐしょぐしょになったり、怪演したりはこれまでなかったから。あれが本来は億泰のパートだと知って、少し納得してしまいました。ごめん、億泰くん。
そして肩こりの露伴先生のアカもびっくりで。原作知らないものだから、トニオさんがボウルで泉クンの涙を受けたり、露伴先生のアカをトレイで集めていたので、「そうやって自分の料理を食べた人の身体から出てきたものを集めて研究なり、他の薬かなにかわからないけどそんなものを作るのかな」と思ってしまいました。
気になったのは、泉クンの涙。溜めたボウルの中に二つ、なにか丸いものがゆらゆら浮かんでいたような。あれはなに?見逃し配信で視聴できるうちに、もう一回見ておくか。
あとは子羊の料理を食べた露伴先生が椅子から落ちるシーン。頭、めっちゃ打ってなかった⁈私にはそう見えました。「高橋さん、大丈夫かっ!」と思わず叫んだもん。
そしてですよ。
密漁しますだから気に入った、で夜の海に露伴先生とトニオさんは出かけ、アワビに襲われます。露伴先生もアワビ伝説の真実を知り、自分も死にそうになる絶体絶命のピンチ!
この時点で、放送残り時間10分くらいなんですよ。
私は「これから露伴ちゃんとアワビの格闘があって、それからそれからいろいろありそうなのに、時間足りるの?どうなの⁈」とすごく心配になりました。
それにトニオさん、窒息死しそうなんだもん。アワビに顔を覆われてから何分経ってるの⁈
というところで、まさかのタコ。
私は「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の後半日本パートで髷の高橋一生を見た時くらい、内心大爆笑していました。
え、このオチ⁈
いやいやいやいや。まてまてまてまてまて。露伴先生においては「オチ」ではありません。
でも、タコ。
タコにヘブンズ・ドアー!
タコー!急いでーーー!!!露伴先生のあとはトニオさんがいるところまですぐに戻ってーーーー!!!
となっての、エンディング。
ちょっと待て。密漁この短さなの⁈
トニオさんと恋人のハッピーいちゃいちゃが見られて嬉しいけどさぁ。
そして以前あったドラマの最後のパリを匂わせての劇場版ルーヴルの流れに似た「次の取材はイタリア」も匂わせながら、露伴先生はムツカベアオガエルの交尾に夢中。
ムツカベって六壁坂になにか関係あるのか。の匂わせもあって終わってしまいました。
そういえば、露伴先生、ドラマ冒頭でカニらしきものを海でかじっていたけど、ドラマではクモはさすがに味見しないんだなぁ、なんてことも思いました。
面白かったけど、なにか足りない感じがしたのが正直なところ。ドラマ岸辺露伴全体に流れるどこか重苦しいほどの闇、あるいは不気味さが足りない気がしました。個人の感想ですが。
これはもともとの原作がそんなに重苦しくないせいなのか、あるいは脚本が1〜7話と違うからなのか。そのあたりも気になるところです。
うーん、原作きちんと読もうかなぁ。とりあえず露伴と4部。
今年は5月にやったから、次は来年かしらねぇ。
また新作見られるといいなぁ。
最後に、今回一番えっちだったのは露伴先生だ!
てかてか光るスェットスーツやそのシルエット、そして素肌にシャツ一枚前は全部はだけてる、など露出と身体のライン、そしてタコに絡まれる露伴。全部だめぇぇぇぇぇ!
タコに絡まれるのって、そんな描写はないのに有名な「タコと海女の春画」を勝手に思い出しちゃうし。
でもトニオさんのレストランに行く時の黒い服は露出少なくてセクシー。
衣装で言えば、今回の一等賞は「トニオさんのコック帽」!あれは素敵デザインですよ。
泉クンの衣装も素敵なのですが、今回衣装が一着しかなくてさ。2回目のレストランに同じ服で行くかな、あの泉クンがさ。
写真は去年訪れた「東京大学総合研究博物館」で撮ったもの。
密漁や妖しい海、露伴先生にぴったりのおどろおどろしい写真は持っていなかったので、「知的好奇心をくすぐるものがいっぱい!」だった博物館の写真にしました。
最後の1枚は東京大学内のグレーチング(?)。「東大のものです!」と主張してあって、面白くて撮りました。