編集

区切りだろうがなかろうが



今年は被爆80年という区切りのいい年のせいか、その数字を全面に出したメディアのタイトルをよく目にした。

最近は多少他の季節でも目にするようになったが、これまでは8月が近づくたびに原爆のことを取り上げ、広島に人がやたらと集まり、すぐに長崎に移動し、あっという間にがらんとした様子になっていた。

まだ子どもだった私は「なーんだ、そのときだけなんだ」と思った。


具体的な数字があると注目を集めやすい、というのはブログのタイトルのつけ方などでさんざん読んだ。

80という数字もあるとないとでは印象が違うだろう。

81年になっても82年になってもこめる熱量は減らないでほしい。


毎日は難しくても、日々心静かな時間が持て、戦争や平和について考えられますように。

目の前のなにかが大変すぎてそれどころじゃなくなることもあるじゃん。だから、そういうことも少なくなりますように。



■本日の写真

2025年に撮った広島