日本酒の酒蔵に新酒ができたときに青々した酒林を吊るすそうです。
金属で球体の骨組みを作り、その隙間にぎゅうぎゅうに杉の葉っぱを詰め込み、きれいに刈ります。
初めて酒林を作る過程を見ています。
私は杉の葉っぱをある程度の長さに揃え、枯れた葉を落としたり、収穫(?)時にくっついてきた枯葉や虫などを取り除く作業を手伝いました。
杉を差す人に聞くと筋肉痛になりそうなくらい力がいるそうです。隙間があると杉の葉が落ちてくるからです。斜めにさすと抜けやすいので1本ずつ垂直にささないといけないので、庭師の棟梁の指導のもと、ぎゅうぎゅうにさしていました。
結構させたかな、と見えても、もさもさがなくなると半分もいっていませんでした。
今は金属の骨組みですが、江戸期などはなにで作っていたんでしょう。
酒蔵の敷地で作業をしていましたが、日本酒の柔らかないい匂いがずっとしていました。「天使の分け前」ほど酔うことはありませんでしたが、気持ちよかったです。
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