Perfume の衣装展に行った。びっくりするほど理数系で、頭がくらくらした。
Perfume と言えば、歌って踊るパフォーマンス。なので動くと視覚的効果が生まれるデザインがてんこ盛り。生地が複雑な折り方の上、縫製されている。折り紙じゃん!ミウラ折りじゃん!
いやいや、正しくはミウラ折りではないけど、それを彷彿とさせるような折り方なので、止まっているとコンパクト。しかし動いたらそれらが開いてぶわっとなる。ああ、語彙力と表現力と言語化の能力よ!
切り返しがたくさんあるのに、幾何学模様のような柄が整然と並んでいる。これって計算しまくって布裁って縫わないとダメだよねぇ。で、この計算ってさぁ…
お裁縫方面壊滅的なんだけど、服を作るというのは立体で、布という平面のもので立体を覆うというわけで、そのあたりの技術もすごいんだろうけれど、デザインによっては「これ、立体の展開図?!」みたいな型紙もあって、ずっとずっと「理数じゃ、理数!!」と思っていた。
音楽に合わせてライトがびかびかするのもあったし(実際に音楽に合わせて光らせてある)、紅白や海外でのパフォーマンスのときの衣装もたっぷり。
下世話なところだと、衣装を着させているマネキンは細い。見ていてそうだとは思うけど、Perfume の3人、まぢにこがぁに細いんね?!というくらい細いのだと思う。靴も展示してあったけど「これが噂のヒール… すげぇ。このヒール履いて踊り続けるのかぁ」と思った。
おそろいのデザインのものもあったし、同じ素材で統一感はあるけどデザイン違いのもあったし、見ていて単純に楽しかった。ラインがすごく綺麗で、彼女たちの姿勢はいつもすっとしている。
おしゃれや見た目に無頓着なほうなんだけど、ちょっとキレイなデザインの服が着たいなぁ、とか美容院に行きたいなぁと思ってきた。あとは姿勢と身体の柔軟ね。
写真撮影は、会場付近と最後の一室が可能だった。あとはサインが入ったでっかでかポスターもあった。記念撮影ができる場所になっていたけど、ひとりではどうにもならなかったな。
ちなみに展示が始まってそう日数が経っていない平日10:00から見に行ったので、こんなにゆっくり写真が撮れた。会場を出る頃(11:00頃)にはぽちぽちとお客さんが入場するのを見かけた。中には素敵なカメラを持っている方もいらした。アクセスしにくいところだけど、早い時間に行くのがいいかもしれない。

パフューム コスチューム ミュージアム - 展覧会 - 広島市現代美術館 | Hiroshima MOCA
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