めがねを選ぶときも、髪型を選ぶときも「見せたい自分」があるわけではない。
というのを強く感じた。見せたい自分より、めがねなら
- 軽い
- 丈夫
- 頭や耳が痛くならない
- ちょっとユニークなもの
- UVカットなど目のために必要な機能
が、私が求めたものだった。
「デザインがユニークなもの」が唯一「見せたい自分」の要素かもしれないが、「キリッとした仕事できます」みたいなものや「ほんわり優しい感じ」をまといたいわけではなかった。
髪型も、
- 髪のクセを生かせるなら、生かして
- スタイリング剤を使うのは好きじゃない(べとべとが苦手)
- 帽子や、ゆくゆくは自転車のヘルメットもかぶるため「トップにボリュームを持たせてふんわり」は、がんばってもつぶれる
- 長いと寝返りをうったとき、髪が首に巻きついて、いや
- 旅をするので、ホテルのドライヤー一本でなんとかしたい。アイロンとかなんとかは使いたくない
というのが、私が求めたものだった。
「きれいになりたい」、「かわいくなりたい」の欠片も見えないのが残念だな、あたい!
それでね。結局、春から行き始めた美容院でおすすめされた「ストレートパーマをかける」というのをやってみたんですよ。
できあがりは「ほんとに、あなたはこれが私に似合う髪型だとおすすめするんですか?」って仕上がりに、私はすっごくがっかりしちゃった。
ストパはすごくきれいにかかったよ。久しぶりにこんなにまっすぐちゅるちゅるヘアだ。まぁ、ドライヤー一本でなんとかなるし、帽子で潰れても支障はない。
でもさぁ。「似合う」ってヤツもあるじゃん……
美容院に行って、美容師さんとの会話が苦手、というのもあるけどさ。なんていうんでしょう。カウンセリングはあまりないままで。アプリ使って予約したときと、少しの会話しかしなかった。
お互いに苦手なタイプなのか、私がつかみどころがなさすぎて話しかけづらかったのかもしれない。でも私はいつまで経ってもあの人に慣れることはなかったし、プライベートのことを話す気にはならなかったんだよ。
年内、このまんまかなぁ。と思うとさぁ。
でね!美容院でさ。ストレートがかかった自分を鏡で見たわけですよ。
もともと童顔なんだけど、髪がまっすぐおかっぱちっくになったらますますコドモっぽく見えてさ。「少女になる」ってロマンティックなものじゃなくて「コドモ」なの。
なのに、髪の色も顔もそのまんまだからさ。私は思ったね。
AKIRAじゃん!!AKIRAに出てきたあのコじゃん!!!!
アニメ映画「AKIRA」に、身長や体つきは子どもなんだけど、髪や顔は老人、というすごい子どもたちが登場するの。
やーん!老童女爆誕!!!
と、ここまで考えて、吹き出しそうになるのをこらえるのが大変だった。
正直言って、落ち込んでる。
一応、なりたい髪型もInstagramで見つけて、見せて相談したんだよ。「ゆくゆくはこういった髪型にしたいのですが、可能でしょうか」って。そうしたら、「できます」って言われたよ。
だけどこれまで、私の気に入った髪型には1度もならなかったな。がっかり。
実用性大事だけどさぁ。手入れはラクそうだけどさぁ。やっぱり自分が納得する自分、でありたいよねぇ。
ストパかけたら、伸びたときの対処が大変なんだよなぁ。
今、サイコーにデートしたくないぜ。
■今回の写真
傷心すぎるので、10月中旬だというのに綺麗に咲き誇っていた彼岸花の写真を貼る。今年はもう彼岸花を撮れないと諦めていた。すごく綺麗で、撮っていてとても楽しかった。今使っているカメラとはなかなか相性が合わず、楽しいときとそうでないときの差が激しい。
あとは酒まつりの様子。暑くて過酷だった。
竹酒を飲む竹コップ |
ひねれば竹から竹酒が出てくる素敵な蛇口 |