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エアコンの涼しさでは得られないなにかを求めている

2024/09/16

 

今夏2玉目の6Lスイカ


9月に入って1週間余り。確かに日の出は遅くなり日の入りは早くなった。

空を見上げれば入道雲だけではなく、高いところに刷毛ではいたような薄い雲もかかるようになった。

なのになぜ、いつまでも暑いんじゃ!夏が続いとるんじゃ!

と怒り出したくなる。


8月末に接近した台風の影響で非常に暑い日々もあった。しかし通り過ぎてもまだまだ最高気温が35℃前後の日々が続く。

2週間分の天気予報もほぼほぼ変わらず、最低気温も25℃前後。

9月の半ばってこうだったっけ?

酷暑と言われた去年、2023年の9月もこんなだったっけ?


大気が冷めないので、身体が休まるときがない。エアコンの涼しさでは得られない何かを求めている。

最低限のことしかしたくないし、ちょっとがんばれば軽い熱中症の症状が出る。いつも汗でべたついて、思考も進まない。


ほしいのは涼やかな風。清涼。

窓を開けているとたまに熱風に紛れた一本の糸のような涼しい風が混じっているときがある。その一本をつかみ手繰り寄せようと足掻く。蜘蛛の糸みたいな涼やかな風はすぐにわからなくなってしまう。

そんななのに、その風を感じたときだけまともに息ができるような気がしてしまうんだ。


台風が来る前はそれでも夜に少し涼しい風が混じっていた。

今は日の出前のほんの1〜2時間涼しいような時間を感じるくらいだ。


いつまでこれが続くんだろう。

そしてとてもまずいことになっている感じがするのに、真面目になにも考えられない。