クセが強く、自分でも持て余している髪なので、流行の髪型をすすめられることもなく、ストレート命！で縮毛矯正を進められることもなかった美容院は気に入ってはいた。
長く通ったが、2～3年くらい前から不協和音が出てきた。
そこの美容師さんが思う「かわいい」と私が思う「かわいい」が随分離れてしまったこと。それについて話はするけれど、なんとなく伝わった感じが薄かったこと。
あとは、自分が苦手な話題に美容師さんの関心が高く、「いやならもう止めます」とおっしゃったけど、端々に透けてみえるにじみ出してくる感じがあり、実は美容院に行くのが苦痛になっていた。
なので最近は、すごく間延びした感覚で行っていた。
めっちゃご近所さんなのでどうしようかと思っていたけれど「きれいになる」、「かわいくなる」はずの場所へどうしてこんなに苦痛を伴わなくてはならないのだ！と思い立ち、このたび美容院を変えてみた。
前の美容師さんはすっごくしゃべるし、楽しいならいいけれど次第に私の話ではなく美容師さんの話を聞くのがメインになっているのもつらかった。
新しいところの美容師さんはお互いに様子見のせいか不要なことを話さず、いつもの半分くらいの時間で終わった。
2ブロックになっているのを少し伸ばして、できる髪型のバリエーションを増やしていこうと方向を決め、今の短さになじむように切った。
久しぶりにほぼシンメトリーの髪型になった。雰囲気としたらアナウンサーの有働由美子さんみたいな感じ。
めっちゃ軽くなった。
なんだかほっとした。
とらやの「虎とれもん」のレモンケーキはパケ買い。
広島PARCOの壁に埋められた、被爆したキリンビヤホールの壁の一部。