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子安DIO様の言葉に心を委ねてしまいそうになった / アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」

2026/01/06


ジョジョ、見てますか?

去年(2025年)10月から配信が始まったアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」。

私はこれまでアニメ第3部、ドラマ「岸辺露伴は動かない」(NHKで放送したもの全話)、劇場版「岸辺露伴は動かない」2本、漫画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を視聴したり読んだりしています。読み込むことも繰り返し見ることもしていないあっさいジョジョビギナーです。ビギナーと言ってもいいのか、くらいです。

なので、アニメ第1部から配信が始まると知り、見始めました。大体週に6話、約2時間半の配信です(2週間視聴可能)。追いつきません。1話1話が濃厚、高カロリーで1話見ただけで「しばらく摂取しなくてもいい…」となります。それでもどうしても間に合わなくて1日3話くらい見ることもあって、胃もたれがしそうです。考察するなんて、できません。


第3部 スターダストクルセイダースは、第1部で人間を止め吸血鬼になったディオ様がDIO様として蘇ったことから話が始まります。

DIO様のカリスマ性は凄まじく、彼に心酔する人続出です。

殺気、妖気、得体の知れぬ不気味さがあり、本能的には「危険だ!」と自分の中の警報ががんがん鳴り響くのに、彼は優しく言うのです。


「ここまでよくがんばってきたね」

「もう安心だよ」

「怖いことなんてなにもないよ。全部私に委ねればいい」


正確な台詞は覚えていないのですが、ンドゥールや花京院に優しく優しく言うのです。アヴドゥルやポルナレフにも言ってるに違いありません。


ところで私はアニメ第3部は過去に1度見ています。そのときには感じなかったのですが、今回はこの子安DIO様の声が沁みしみに沁みました。

ちなみに推しは花京院です。彼がDIO様に倒されるときに過去を回想します。他の人には見えない緑の友達のため、学校の担任や親からも理解されず、同級生とも話が合わず、人と距離を取っていきます。

「あたいにも覚えがあるぞー!わかるー、わかるぞ、花京院っっっ!!!!」と、びすびす泣くインナーチャイルドを抱きしめたあたいは、花京院に向かって叫びました。

今では「人と違っているほうがいいじゃん」と思っているし、そこまで傷つくことは少なくなっていますが、「違うこと」は仲間はずれや軽いいじめの対象になるし、からかわれるしバカにされます。結局、私はのちに「非属」の道を選択します。

花京院はまだ高校生です。そんな彼に優しく優しく子安DIO様が「よくがんばったね。もう心配しなくていいんだよ。怖いことはもうないんだ。全部私に任せておけばいい」と言うんです。

ずっと「子安DIO様」と呼んでいますが、DIO様の声を担当しているのが声優の子安武人さんです。子安さんはどこか深い甘さのある声をしていらっしゃいます。

前回見たときとは違って、「なじむー!子安さんの声がDIO様になじむぞーーーー!!!」とすっごいしっくりきてしまい、ますます子安DIO様の優しく包容力のあるささやきが私をハグするように包み込んでいくのです。

「ああ、もうがんばらなくていい。泣きたいの我慢しなくていい。この人に任せておけば安心。もう大丈夫なんだ」と自我を手放してしまいそうでした。やーん、このまま肉の芽が埋め込まれちゃう!!

びっくりするほど飲み込まれていました。


大晦日に、第3部の最終話まで見終わりました。

なんとか長い長い旅を終えて呆然としているのと同時に、あの子安DIO様の言葉はなんだったんだろう、と自分の中に強く強く残りました。

きっと自分が言って欲しかった、いや、今でも言ってほしい言葉なのだと思います。でもまだ余韻に浸っているし、すでに第4部の配信が始まり、私は杜王町に向かわねばなりません(承太郎が28歳になっていました。あれから11年経ったんですね…花京院…ぐずぐず)。

もっともっと時間が経てば、ほかの気づきがわかるのかもしれません。忘れないように、ブログに書いておきましょう。



■本日の写真

DIO様と言えばエジプトですからね!古代エジプト展で撮影した写真から選びました。


そうだ。今思ったのだけれど、自分の首を切って血を捧げたヴァニラ・アイスにも優しく語りかけたなぁ。そして自分の血で蘇れるといいと手首切っちゃうんだよなぁ、DIO様。