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オトナの対応ではなく、きっちりと「不快だった」と言いたい





麻生さんが上川さんについて、講演会で年齢や容姿について言及、と言えばそうだけれども揶揄とかばかにするとか、そんな発言をした。

それについて上川さんは一貫して、「政治家としてやるべきことをやる」と答えた。

同党の副総裁である麻生さんの立場を悪くすることなく、また他党の女性議員からの「不快でした」の答えを求めていたような質問に答えて他党から自分の党への抗議の圧力を増加させることなく、すごい対応だったなぁ、と思った。

一方で、なんだかなぁ、と思った。


言われて悔しいと思ったけど、「そんなのイヤだったよ!」と言えずに飲み込んでしまう、飲み込まなくてはならないのは、やっぱりどこか「違う」よなぁ、と思った。

立場があるのかもしれないけれど、いわゆる「オトナの対応」をしたら「だってイヤって言ってないじゃん」なんて言われるんじゃないか、と懸念した。

いじめと同じみたいだと思う。

「~って言ったけど、あいつ怒らなかったじゃん」、みたいな。

怒らなかったんじゃなくて、怖くて不快感を表せなかった。次、なにされるかわからない。ますます孤立してしまう。など、そういうことはないのかなぁ。


政治家だからね。そんなことはないだろうけれど。「イヤなお手本」になっちゃわないかなぁ、と思った。


それにしても「発言を撤回した」と言えば済むんだよね。

内心は「きちんと謝罪しなよ。ご本人と講演会でさ!」とムカムカしてる。