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グンマーは遠かった

春めいて、全体的にうごうごしている。旅に出る人も多いよね、多分。

自分はどうかなぁ、と考えたら「古墳見たいなぁ」と思った。



埴輪「挂甲の武人」
携えている矢筒が撮りたかった。
この写真だけだと、どこの挂甲の武人か私にはわからない。


去年、美容院のパーマの待ち時間で渡されたタブレットで、トーハクの「はにわ展」の特集をしていた雑誌を読んだ。

群馬では埴輪がたくさん出土している。「ハニワ展」の目玉だった「挂甲の武人」も群馬で出土した。

その記事の中で、

  • 群馬は「馬の群れ」と書く。馬が多かった。
  • 古墳時代の馬は兵力。強い。
  • 馬をたくさん所有していることは、強いことを意味する。
  • 馬を持った強い人(一族?)が周囲を平定してますます強くなる。
  • 強くなると古墳が作れる。
  • 古墳がたくさんある。すなわち古墳に飾られた(?)埴輪もたくさんある。
と書いてあったように記憶している。

「馬の埴輪、ひゃっふー!」と大興奮している場合ではないのだ。いや、興奮するけどさ。

挂甲の武人が出土した群馬、行ってみたいよね。

なぜか百舌鳥・古市古墳群にも行けていないんだけど。


そこで群馬への行き方を調べた。多くが

広島から東京、そこから群馬を目指せ

とあった。

待て待て待て待て。いやいやいやいや。なんで?名古屋とかそのあたりから北上してどうにかならないのかなぁ。

と思ったが、これはどうもおかしい、とGoogle マップスで日本を見てみた。

嗚呼。

納得。その位置にあるのなら、「まずは東京に来い。話はそれからだ」ってなるわ!


遠い。想像してたよりずっとずっと遠い。

東京まで約4時間。そこから高崎駅まで約1時間。そこからバスで30分前後。

うーん、往復で1日かぁ。しっかりお休みが取れなきゃ、話にならんぞ。


「グンマのやぼう」というゲームを思い出してしまった。あれならここもグンマになっちゃうのに。


ん? 今、キューハクで「はにわ展」してるよね。きっと群馬からも出張している埴輪さん、いらっしゃるよね。あれが終わってから向かうべきかしら。












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