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30Lのバックパックを背負う



普段は20Lくらいのバックパックを背負っている。仕事も遊びもこれで、容量も十分足りている。スーパーでお買い物をすれば、エコバッグを複数持っているので問題ない。日常遣いのバックパックは大体この容量だ。

昨日の夜、なんだか30Lのバックパックが背負いたくなった。よくわからないけれど、自分の中ではウエストベルトをしっかり締めてしゃんと歩きたくなった。

私の30Lのバックパックは低山登山にも使えるもので、ウエストと胸にベルトがあり身体にしっかり固定・密着でき、背面には強度のある板が入っているので重い荷物を担ぐ負担を軽減できるようになっている。2泊3日の旅行でも問題なく使える(お土産のことを考えちゃうので旅にはついつい40Lのバックパックを背負っていくけど)。


要するに、日常遣いするには大きくて重くて、オーバースペックのバックパックが背負いたくなったわけだ。

それで、今日、背負ってみた。

やっぱりしっかりしたウエストベルトはいいねぇ。どんどん歩ける気がする。

早朝から理不尽なおつかいをし、そのため仕事までに中途半端だけど結構な長時間が空いてしまった。予定をテトリスみたいに隙間なく詰め込んでみた。


余裕がなくなると、プチパニックになって持ち物の管理がずさんになる。今、そんなときだ。

対処法としては「大きな鞄を持つ」だ。整理整頓しなくても、とりあえずつっこんでしまえばなくすことはない。落とすこともない。

鍵や貴重品はもうちょっと気を遣って、内外のポケットに定位置を決める。

こまごました買い物は、空の大きめなポーチ(本来は登山や旅行で荷物を仕分けて収納するためのバッグ)に入れたし、途中休憩所で何度か荷物整理した。


荷物管理としてはちょっとした旅行に行った気分だ。


もうしばらく30Lバックパックを使おう。少なくとも4月の中旬あたりまでは。だって余裕のないきりきり舞いの日々が待っているし、それが過ぎてもいくつもの波がやってくる。

自分が楽なように、余裕が持てるようにする手段のひとつとして、でかいバックパックを背負うのだ。